この研究室には数多くの陰陽師 たちが手がけた研究が記録されておるのじゃ。
そちも陰陽の真理を求めんとするなら、このくらいのことは知っておるじゃろ?
このページは、私が集めた「陰陽師 の研究テーマ集」です。
シナリオのネタとして。PCの「陰陽師」の研究テーマとして、使っていただけたら幸いです。
また、「こんなのはどう?」という題材がありましたら、是非ご一報ください。
紗泉とは、紗が泉の如く吹き出してくる場所のことをいう。
“天羅”という地が、“世界”を維持するために紗を供給する場所ではないかという仮説がある。
大抵その場所は穴になっているが、稀に水の溜まった泉になっていたり、山の火口であったりもする。
その場所に蓄積した“意志”によって吹き出してくる紗が変質し、周囲の地域に悪影響を及ぼしている事例もある。
魂と肉体の関係。これの解釈によって、理論付け、実践に於いての手順等が変わってくる。
まずは、魂と肉体を別のモノをして扱っている解釈。
少なくとも、明鏡があれば、ある一定の環境に於いては特定の魂を喚ぶことが可能なため、“魂の復活”だけならば容易。ただし、明鏡の存在自体が稀なため、この手段をとることのできる陰陽師は少ない。
また、“魂”に変質が起こっている可能性もある。肉体も、明鏡に接続できるモノでなくてはならないため、今度は肉体についての研究も必要となる。
特定の魂を喚ぶ場合(もちろん、明鏡が無い場合である)、どのような理論を使用するかで手段が変わってくる。それこそ、10人の陰陽師をそろえても、10人ともが違うことを言うだろう。
一番広範に知れているものとすると、『依り代』である。
『類感呪術』の一種ではあるが、『同じ姿のモノには同じ魂が宿る』というものである。
復活させたい者の寸分違わぬ肉体を用意し、魂を喚べば、その肉体は復活する。というもの。
こう書くと随分と簡単に見えるかも知れないが、“寸分違わぬ”肉体を用意し、“魂を喚ぶ”というコトをしなくてはならない。コレを実行するには、今の陰陽理論よりも数段先を行く課題を乗り越えなくてはならないだろう。
最後に、魂や肉体をとくに必要としない“復活”。
“復活”とは“死んだ人間がこの世に再び現れること”とするならば、その“死者”とまったく同じ『傀儡』を作ることも“復活”であるだろう。
また、式の【変身能力】を利用した人体改造と洗脳を組み合わせることで実現することも、可能だろう。
あくまでもその制作者の中での“復活”でしかないのだが。