がんばり屋    【背景】  【解説】  【前頁へ戻る】

あこがれている人がいる。追いつけない人がいる。
だから、追いかける。“追いつこう”と。……いつか、必ず。


がんばり屋 Ganbari-Ya
能力値
【体力】 活力10 81/108
【敏捷】 霊力20 宿業30/60
【知覚】
負傷
ゲージ
軽傷重傷致命死亡
【知力】
【心力】
【共感】
◆基本技能
 中:《以前やっていたコト》〈意志力〉〈文系〉〈理系〉
 初:《今やってるコト》
◆選択技能(一般・専門、問わず)
 《中級》×3
 《初級》×3
◆因縁
 〈感情:“憧れの人”に対する憧れ(中級)〉
 〈感情:自分に自信がない(中級)〉
◆所持品
 部活で使う物。
 くじけない心。
 くじけそうな心。
◆武装
 例: 拳 +0 − − −

【背景】

 あこがれている人がいる。以前から、あこがれていた人がいる。
 その人に近づきたくて、追いつきたくて。
 その人と同じ“場所”に立ちたいと。そう思った。

 その人と、自分の“差”を感じたとき。
 その人が、自分と“違う”ことに気づいたとき。
 君は決めたのだ。「いつか、追いつく」と。

 だから今も、君は歩き続けている。
 誰が何を言おうと。誰に何と言われようと。

 君はあの人を追いかける。
 そして“追いつく”。

 いつか……きっと。


【解説】

 “憧れの人”に近づくため、以前やっていたことから、別のことへと、転向しました。

 〈自信がない〉から、“以前やっていたコト”から逃げたのでしょうか? そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。少なくとも、彼女は“追いかけている”のです。彼女にすればそのような理論なのかもしれませんが、“以前やっていたコト”側の人間からすればやはり“逃げ”に見えるのかもしれません。

 “路線の変更”という流れがあるようなら……別の部活になるほどの変化があるなら、大丈夫です。

 『以前のままではダメだ』と気づき、“自分の”進路変更を試みているというコトでもかまいません。
 そのとき、〈“憧れの人”への憧れ〉というのは、『人としての格の違い』というあたりの〈憧れ〉になるかと思われます。

 ただ、気を付けて欲しいのは、〈憧れ〉のままでは、いつになっても〈“憧れの人”〉へ追いつくことはできないでしょう。『追い越す』なんてもっと無理でしょう。

 〈自分に自信がない〉ままでは、“憧れの人”に認めてもらえることはないでしょう。少なくとも、あなたのキャラはそう思うのではないでしょうか。
 技量の有無とか、そういうのではなしに。
 『自分で誇れる自分』になることが大切です。
 もちろん、『誇れる自分』を“気づかせてもらう”というのも、良くある過程ではないでしょうか。


【推奨イメージ】


【推奨選択技能】

 運動系なら〈運動〉を。芸術系なら〈芸術〉を取っておきましょう。
 あとは〈アピール〉をちょぼちょぼと。

 《以前やっていたコト》と《今やっているコト》の間にはギャップがあるべきです。
 なおかつ、なにかしらのつながりがあったほうが、納得力が増すかもしれません。
 例としては、『〈ピアノ〉→〈新体操部〉』『〈空手〉→〈総合格闘技〉』とか。


【他のアーキタイプとの関わり】

from『お遊び系の生徒』→つまんない娘。
from『彼女を知っているキャラ』→努力家だね。

to『同系統の活動をしているキャラ』→尊敬すべき仲間/同志/ライバル/友人
to「お嬢さま(動)」→憧れ/目標
to「部活人」→お世話になった人/勝てなかった人/あこがれ/目指すべき目標
to「策士」→怪しいひと/優しい人/親切な友達/親切な友達の友達


【参考】

 松原葵(『ToHeart』)
 一ノ瀬雛姫(『っポイ!』)


【変更点】

20000724:アーキ名から“運動系”を消してみる。【技能】の一部を変更。【参考】に追加。
20000823:【敏捷】を下げてみる。技能をゴリっと入れ替えてみる。【背景】【解説】【推奨イメージ】【推奨選択技能】【他のアーキタイプとの関わり】をちっと変更。


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