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【背景】
何でもそつなくこなしてきた。 そう、それなり。
それなりに、人並みの人生が送れる。 ……ツマラナイ…… そして、僕の目に映る日常は色彩を失った。 |
大きな挫折も大きな失敗もなくただ淡々と人生を歩んできたため、日常に失望してしまった人間です。
彼は日常に魅力を感じていません。
常に感じる虚無感とともに日常をただ淡々とこなしています。
彼の目に映る日常に色彩をもたらすのは簡単なことです。
彼が何らかのアクシデントに巻き込まれ、そして誰かとともにそのアクシデントに対処することで「充実感」を得られればよいのです。
〈感情:「日常」に対する虚無感(上級)〉は今まで歩んできた日常に対するものでしかありません。
ですから、アクシデントに巻き込まれていく中でどんどんと消していってもらってかまわない(消すべき)設定です。
かわりに取るべき設定は同じアクシデントに巻き込まれた〈誰かに対する興味(もしくは信頼)〉でしょう。
プラスもなければマイナスもない、言わば「ZERO」からの成長がこのアーキのテーマです。
ここまで少し硬く話をしてきましたが、意外なことにこのアーキタイプはトラブルメーカー系のアーキタイプと相性がいいです。
トラブルメーカーが引き起こす出来事に泡を食いながらも対処していき、いつしかそれを楽しむようになればしめたもの。後は墓穴一直線です(笑)
どたばたコメディーの「ちょっとやる気なさそうな主人公」をイメージしてもらうとわかりやすいかも。
最後に。
このアーキタイプは「一般生徒」と能力(出来ること)が非常に似通っています。
見せ場のかぶりを避けるために、併用はしないほうがいいでしょう。
まいど。ネットに復帰したばかりのRWAKさんからの投稿です。
スマートにダメダメ系ですね。反面、フツーのシナリオだとやばそうですが(笑)
とはいえ、それもPLの腕しだいなところがありますね。
「シナリオに関わりに行く」という姿勢をPLが忘れなければ(比較的)やりやすいアーキに分類できるかな?
「一般生徒」の原案とかなり似てますね。ヘヴィーさはこっちがダンチですが(笑)
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