ときめき天羅学園
リプレイ
[GM] はい、それじゃ、始めますか。では、自己紹介をどうぞ。
[プレイヤーA] はい。私の名前は、北原里美(きたはらさとみ)です。風紀委員をやっています。深影と幼なじみです。(以下、里美)
[GM] はい。では次。
[プレイヤーB] 深影夏樹(みかげなつき)だ。断っておくが男。ギャンブル好きな16歳。女みたいな自分の名前がきらい。悪ぶっているけれど、ほんとのところそうでもない。
[GM] 了解。
[プレイヤーC] 都月冬夜(つづきとうや)。クラスは1−A。(以下、冬夜)
[里美] あ、私だけ違う(笑) かきかき(書き直している)
[冬夜] クラブには特に所属していない。昔ちょっとしたことがあって、女っていうのにはどうも苦手だ。
[プレイヤーD] 次、いいっすか? では、おれ、結城ガイってんだ。(以下、ガイ)
[一同] 今回はさわやかだ!(笑)
(注・・・彼のやるキャラクターはいつもどこか暑苦しいところがある)
[ガイ] この高校にはかわいい女の子がいっぱいいるっていうから受けてみたんだが、うわさどおりみたいだな(笑) 今年中に女の子をゲットするぜ! ゲット〜〜〜!
[一同] (笑)
[プレイヤーE] 吉野彩花です。この学校にはかっこいい男の子が・・・(笑)(以下、彩花)
[一同] (笑)
[彩花] だいぶすれた人です。男の子と遊ぶのになれています。みなさんよろしくお願いします。
[プレイヤーF] はーい、水原桜子です〜。中学のころからぼーっとしてたんで、高校でもぼーっとしたいなぁ、と思っています。(以下、桜子)
[GM] はい、わかりました。で、あなたたちは中学のころからいっしょに行動していた友達です。
[夏樹] 高校もクラスもいっしょっていうのがすごい。
[GM] エスカレーター方式なんだよ、きっと。クラスに関しては神の意志(笑)で、そのなかで、夏樹と里美はさらに幼なじみという設定ですので、よろしく。
[一同] はーい。
[GM] では、楽しく切ない高校生活を始めますか。
[一同] わー(拍手)
第1章
[GM] 今回はですね、みなさん無事に中学を卒業したということで、高校編になります。
[里美] 中学編があったんだ(笑)
[夏樹] 中学って、おれ最悪の不良じゃないですか(笑)
[ガイ] 中学からやたらキャラ変わってるんですけど(笑)
[GM] まぁ、それは新シリーズになるときにはよくあることですから(笑)
[一同] はぁ(笑)
[GM] で、高校に入って、5月の中旬頃です。で、里美さんですが、今週は風紀委員の遅刻チェックの当番でして。で、来てない人が約1名。
[里美] はい。
[GM] で、夏樹くん。
[夏樹] はい。
[GM] まだきてません(笑)
[一同] (笑)
[GM] 今日は彼の姿が見えませんが、どうします?
[里美] じゃぁ、時計をチェックして、「深影、また遅れてる……」
[夏樹] 「ふぁ〜……。徹マンあけはつらいよなぁ」
[一同] (笑)
[夏樹] 「そういえば、今週の週番は里美だっけな。」とかいいながら、学校に向かいます。
[GM] はい。では、里美さん、向こうから来るのは夏樹君です。
[里美] 「こら、深影! もう時間ないでしょ! なに歩いてんの! 走りなさい!」
[夏樹] 「(気のぬけた声で)おー」 てってってってってっ……
[GM] キ−ンコーンカーンコーン(笑)
[夏樹] 「やべ! 急げ!」猛ダッシュ!
[里美] 「……遅刻ね」
[夏樹] 「う、見逃してくれ!」
[里美] 「ダーメ」
[GM] と、二人は言い合っていると。で、一方そのころ。教室では。
[彩花] 「あ、またやってるよ。あの2人」と、教室の窓から。
[桜子] 「ほんと、あの二人仲がいいですねぇ」
[冬夜] 「まったく朝から騒がしい連中だ」
[ガイ] 「お、どうした? みんなで外見て」
[冬夜] 「ここにも騒がしいのがいたか……」
[GM] 朝はこんなもんかな? じゃ、時間を進めましょう。で、放課後になるわけです。
昼休みに何かやりたいって人、いないよね? じゃ、放課後。キーンコーンカーンコーン。
[ガイ] 「ふー、終わった終わった。んじゃ、部活行くかぁ」そーいえばみんな部活入ってないんだっけ。さみしい(笑)
[桜子] 私、部活に入ってますけど、文系の暇なクラブ。部活をのっとるという野望があるので(笑)
[GM] そうなんですか(笑)
[ガイ] 「ところで、里美も彩花も部活に入ってないんだっけ?」
[彩花] 「うん。だから放課後結構暇でさ」
[ガイ] 「(うれしそうに) 言ってくれよ〜! いい部活あるぜ。演劇部っていうんだけど。里美もさ、そんな漫画描いてないで演劇部はいろーぜ!」
[里美] (キャラシーの絵を描きながら)「私は委員会の仕事があるから」
[ガイ] 「委員会なんてつまんないって! 演劇やろーぜ。性格変わるよ。よし、じゃ、仮入部ってことで。はい、決定!」
[彩花] 「里美、面白そうだし、行ってみない?」
[ガイ] 「里美OKだよね?」
[里美] 「……いつもほんとに強引なんだから」
[ガイ] 「それがいいところだろ?」
[一同] (笑)
[GM] じゃ、体育館。
[ガイ] 「新入部員2人追加!」
[GM] 新入部員?(笑)
[桜子→演劇部員] 「あ、新入部員?」
[ガイ] 「そーなんだよ。かわいい娘だろ?」
[桜子(演劇部員)] 「二人は演技が得意? それとも手先が器用?」
[彩花] 「どれもバッチリですよ☆」
[桜子(演劇部員)] 「じゃ、夏の大会に向けていっしょにがんばりましょうね!」
[里美] 「あの、わたしは彼女の付き添いですから」
[ガイ] 「そんな遠慮するなって。おれとおまえの仲だろ?」(笑)
[里美] 「いつからそんな仲になったのよ!」(笑)
[ガイ] 「照れるなよ」(笑)
[一同] (笑)
[ガイ] 「じゃ、これから練習だ! みんな体操着に着替えて校庭に集合!」
[一同] かっこいー(笑)
[桜子] じゃ、私は部活の名のもとにインターネットで遊びながら校庭を眺めて「たいへんそうですねー」 ボヘー。
[GM] 了解。じゃ、そのころ冬夜君は?
[冬夜] バイクで帰る。
[一同] 帰るんかー!!(笑)
[GM] (笑) ま、いっか。で、夏樹君は?
[夏樹] 「まったく、冬夜の野郎もとっとと帰りやがったし、どうすっかな。」とか言いながら、……どうしよう(笑)
[里美] 帰ろうとしてもいいよ。私が絡むから。
[夏樹] じゃ、帰りますか。
[里美] じゃ、帰ろうとしている彼を見つけて、体操着のまま走っていって、「深影!」
[夏樹] 「ん?」
[里美] 「あんた今日、掃除当番でしょ!」
[夏樹] 「掃除? ほかのやつがやってくれるって」
[里美] 「ほかのやつなんていないわよ! あんたが遅刻ばっかりしてるから、バツ掃除でしょ! 今日は!」(笑)
[夏樹] 「そんなこといつきまったんだよ!」(笑)
[里美] 「先生が朝のホームルームで言ってたわよ」
[桜子] 君は寝てたんだよ(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「ったく、かったりーな。しかたねぇなぁ……。範囲はどこだよ?」
[里美] 「さっさと戻って、1階から3階までのトイレの掃除!」(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「おい! そんなにあんのかよ!」(笑)
[ガイ] ときめきポイントを使って、二人の会話に割り込みます! 「里美なにサボってんだよ、早く部活行こうぜ? じゃ、夏樹! ちょっと里美借りてくぞ!」
[彩花] はーい、割り込みまーす(笑)「夏樹、ほんとは手伝ってあげたいんだけど、トイレじゃちょっとムリだね。ごめんね。じゃ、がんばってね」(笑)
[夏樹] しかたがない。のこのことトイレに向かいますか。
[桜子] じゃ、向こうからやってきて、「あれ? 帰ったんじゃなかったんですか」
[夏樹] 「あぁ、なんか、バツ当番らしくて。掃除しなくちゃいけないらしいんだよ」
[桜子] 「ああ、そんなこと言ってましたね。じゃ、がんばってくださいね。わたしもあとで応援に行ってあげるから、入り口まで」
[GM] それじゃ、何もしないじゃん(笑)
[夏樹] 「ありがとよ」
[桜子] 「それでは」 で、何やってんだか、とか思ったりして。
[GM] じゃ、トイレ掃除。
[夏樹] 1階、2階終わって、3階。最後、かったるくてどうしようかと思案中(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「1階2階と終わったし、3階ぐらいサボっても大丈夫だろ……」
[桜子→3年生] ガラガラガラ……。3年生の先輩。「1年ちゃんと掃除やってっか?」
[一同] (笑)
[夏樹] 「あ、一応やってます」
[桜子(3年生)] 「ここら辺汚ぇからちゃんとやっとけよ!」ガラガラ……ピシャ!
[夏樹] 「……あの先輩、この間、麻雀に負けたからって……」
[一同] (笑)
[夏樹] 「しかたねぇなぁ。まじめにやるか……」ごしごし……ばきっ!(笑)「やべっ、とってが……」とりあえずはめておく(笑)
[桜子] そこへ登場。 「そーじがんばってますか?」
[夏樹] 「ああ、何とか終わった。」とって以外は(笑)
[桜子] 「お疲れさま。御影君は部活しないんですか? みんな校庭を走ってますよ」
[里美] 演劇部って走るんですか?(笑)
[夏樹] 「おれはパス」
[桜子] 「そーね。結城君トコは大変そーですし」
[ガイ] いきなり登場! 「なーに勝手なこといってんだ? 桜子。」(笑)
[桜子] 「あれ? 校庭にいたんじゃ……」(笑)
[彩花] 「ガイ君、ちょっといつまで走らせる気? 校庭だけじゃなく校舎内まで……」
[ガイ] 「演劇は体力!」
[彩花] 「里美も何とかいってよ!」
[里美] 「あ、私はこれから委員会の仕事があるから。これであがらせてもらうわ」(笑)
[彩花] 「裏切り者〜!」(笑)
[ガイ] 「そうか。じゃ、里美、また明日」
[里美] 「明日? 出ないわよ」
[ガイ] 「じゃ、明後日」
[里美] 「明後日もその後もずっとね。」(笑)
[夏樹] 「里美、掃除終わったぞ、これで帰っていいか?」
[里美] 「あ、お疲れ様。まじめにやったんだ。えらいえらい」
[GM] じゃ、君らがそうやってると3年生がトイレに入っていくんだ。で、「おい! このドア、とってが壊れてるぞ!」(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「……」
[里美] 「……」
[夏樹] 「……じゃ、おれ、帰るわ」(笑) 帰ろうとします
[里美] 背中を向けたまま、「……深影……どういう事……?」
[夏樹] 「あ、あの……」(笑)
[里美] 「職員室まで、つきあってもらうわよ」夏樹を引っ張っていきます。(笑)
[桜子] 「……ほーんと、仲がいいわね」
[GM] じゃ、そうやって、今日の放課後は終わっていく、と。
第2章
[GM] では、2、3日たった土曜日です。えっと、結城さん。
[ガイ] はい。
[GM] 君は親戚の人からテーマパークのチケットをもらったんだ。
[一同] おおー!
[ガイ] もちろん2枚ですよね?
[GM] 6枚。
[一同] おおー!(笑)
[GM] でまぁ、期限も今週末で切れるし、ってところですが、どうしましょう?
[夏樹] 今、土曜日の放課後?
[GM] 朝。じゃ、どうぞ。
[ガイ] 「みんな、おはよー!」
[一同] 「おはよー」「おう」等
[ガイ] 「なぁ、みんな。明日暇だよな?」
[一同] (笑)
[ガイ] 「そうだろ? そうだと思ったんだ」
[桜子] 「あの、わたしまだ……」
[ガイ] (聞いてない)「(チケットを取り出しながら) ジャン!」
[夏樹] 「おい、また始まったよ、あいつ」
[ガイ] (聞いてない)「なんかね、テーマパークの券が6枚手に入ったんだよ。しかも期限明日まで! 行くっきゃないでしょ、これは!」
[夏樹] 「またどっかいってるぞあいつ」(笑)
[ガイ] 「そうだろ? 行きたいだろ? 遠慮するな、感謝もするなよ(笑) じゃ、明日10時に駅前ってことで」
[桜子] 「あの、私まだ何も……」
[ガイ] 「なんだ桜子、照れるなって、おれがかっこいいからって(笑)」
[一同] (笑)
[桜子] 「……わかりました、明日10時ですね?」
[ガイ] 「OK! OK! みんなも10時ってことで。遅れんなよ」
[桜子] 「彩花ちゃんも行きますよね?」
[彩花] 「行く行く! ここ行きたかったんだ!」
[桜子] 「里美ちゃんはどうです?」
[里美] 「え? うん。深影は?」
[夏樹] 「別にかまわんけど」
[里美] 「じゃ、あんた10時になんて起きられないでしょ。私が迎えに行った方がいいんじゃない?」
[夏樹] 「……ああ。そうだな」
[ガイ] 「じゃ、そーゆーことで」
[GM] では、日曜の朝まで時間を進めますか。じゃ、日曜の朝です。今日も快晴。すずめも飛んでます。ちゅんちゅん。
[里美] じゃ、10時に駅に間に合うように彼(夏樹) の家に行きます。
[GM] ぴんぽーん、ってかんじですかね?
[夏樹] とりあえず、寝起きです。っていうか、今おきました。
[GM(深影ママ)] 「はーい……。あ、里美ちゃん、お久しぶり」
[里美] 「お久しぶりです」
[GM] 「最近かわいくなっちゃって、彼氏でもできたんじゃないの? たまには、うちのバカ息子もかまってあげてね」(笑)
[一同] (笑)
[GM] 「ちょっとまってね。夏樹ー、里美ちゃんよー?」
[夏樹] 「あー、そんな事言ってたな、どっか行くって。(声を上げて) とりあえずまっててー。」急いで着替えて出て行きます。
[里美] 「……やっぱり寝てたんでしょ?」
[夏樹] 「いや、起きてた起きてた」
[里美] 「その割には寝癖、なおってないわよ」
[夏樹] 「これが今時のファッションなんだよ!」(笑)
[一同] (笑)
[里美] 「……はいはい、分かったから。早くいきましょ」
[夏樹] 駅までバイクで向かいます。
[桜子] 相方さんはどうするの?
[夏樹] 後ろに乗せていきます。
[GM] 了解。すると、駅には……4人揃っていていいよね?
[彩花、桜子、ガイ、冬夜] はーい。
[冬夜] 「お、やっときたか」
[彩花] 「遅ーい!」
[夏樹] 「おー、わりいわりい」
[ガイ] 「じゃ、全員揃ったし、そろそろ電車のって行くか」
[一同] 「おう!」
[GM] テーマパークにつきました。
[一同] (笑)
[桜子] 「これが噂のテーマパークですかぁ」
[ガイ] 「じゃ、とりあえずジェットコースターにのろうか?」
[GM] はい、わかりました。
[里美] 「私、こういうの苦手だから下で見てるね?」
[ガイ] 「そんな事言わないで、いっしょにのろうぜ!」
[桜子] 「そーですよー、いっしょに乗りましょうよー」
[冬夜] 「俺も下で見てる」
[夏樹] 「何言ってんだよ、これからが楽しいんじゃないか。ほら行くぞ」
[桜子] 「冬夜さんもこういうの苦手なんですか?」
[冬夜] 「あ、いや……」
[桜子] 「だいじょーぶですよ、一回乗ればなれますって。私がいっしょに乗ってあげますから」
[冬夜] 「いや、その……」
[ガイ] 「良かったじゃないか! 桜子ちゃんがついててくれるってよ!」(笑)
[一同] (笑)
[ガイ] 「じゃ、その2人は決定な。じゃ、俺は……どっちかな?」
[一同] (笑)
[里美] 『どっちかな』?(笑)
[桜子] 「夏樹さんなんてどうですか?」
[ガイ] 「オレにそっちの趣味はないって。
ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な。おっし、里美、乗るぞ」(笑)
[里美] 「だから私は下で見てるって……」
[ガイ] 「遠慮するなって! 今日は俺のおごりなんだから」
[桜子] 今、ちょっと嘘があった(笑)
[彩花] 「夏樹はジェットコースターは大丈夫なの?」
[夏樹] 「ああ。でも寝起きだからなぁ」
[彩花] 「2、3回はいけるってことだよね?」
[夏樹] 「……死ぬって」
[GM] じゃ、まぁ、嫌がる里美も顔のあおい冬夜も乗せて(笑)、ジェットコースターは出発するわけです。ゴゴゴゴ……
[一同] 「きゃー!!」「わー!!」
[GM] 右回り! 左回り! ダブルループ! トリプルスパイラル!! 上行ったり下行ったり! で、プシューーー。ガッコン。
[桜子] 「もうおしまいですか? もう一回行きません?」
[冬夜] 「…………お願い、かんべんして」
第3章
[GM] じゃ、昼も6人で食べて、午後にしますか。
[桜子] 「じゃ、これからどうしましょうか?」
[ガイ] 「みんな、どうする?」
[彩花] 「お化け屋敷は苦手なんだよねー」
[ガイ] 「お化け屋敷は苦手か、大丈夫、俺がついてるよ!!」(笑)
[彩花] 「そんな事言って、さっきは里美のこと選んだくせに」(笑)
[ガイ] 「あれは神様の意志だって」(笑)
[GM] 俺の意志か?(笑)
[ガイ] 「まぁ、それはいいとして。じゃ、午後は2人一組で行動するってゆうのはどう?」
[GM] こんな時のためにくじなんか作ってきてたり?
[ガイ] 「こんなこともあろーかと! くじ作ってきたよ(笑) こっちが男用でそっちが女の子用ね」
[GM] (笑) じゃ、神の意志によって決定しますか。えっと、組み合わせはですね、冬夜君と桜子さん、夏樹君と彩花さん、そして、ガイ君と里美さんです。
[桜子] 「よろしくおれがいしますね」
[冬夜] 「ああ」
[彩花] 「夏樹とか……ほんとにガイ君なんかしたんじゃない?」(笑)
[ガイ] 「ほんとに神の意志だって(笑)、不可抗力! なぁ、里美?」
[里美] またか(笑)
[ガイ] 聞こえないぞ、おれには(笑)
[GM] じゃ、そんな風に決まったわけで、どのグループから始めますか?
[桜子] じゃ、ダイス振って一番高い目のグループから。
[夏樹] 4。
[里美] 6。
[桜子] 6。
[ガイ] 2。
[冬夜] 5。
[彩花] 3。
[GM] じゃ、合計11の桜子、冬夜組から。
[桜子] 「じゃ、みんな、また後で」
[一同] 「おう」「またね」等
[桜子] 「さてと、2人になりましたけど、どうします?」
[冬夜] 「とりあえず、ゆっくりできるのもを……」
[一同] (笑)
[桜子] 「うーん、コーヒーカップ? お化け屋敷? お化け屋敷は私がちょっと……。じゃ、観覧車!」
[ガイ] 「勝手にしてくれ」
[桜子] 「観覧車ならゆっくりできますし、静かですしね」
[GM] 観覧車ですね? 観覧車はすいてますよ。すぐ乗れます。
[桜子] 「観覧車ってやっぱりすいてますね。さ、乗りましょう?」
[GM] じゃ、観覧車は2人を乗せてあがってゆく。
[桜子] 「そういえば、こうやって2人で話すことってなかったですね? 中学も一緒だったし、クラスもいっしょだったのに」
[冬夜] 「そうだな」
[桜子] 「……」
[冬夜] 「……」
[桜子] 「いい景色ですね」
[冬夜] 「そうだな」
[桜子] 「……」
[冬夜] 「……」
[桜子] 「そういえば、ガイ君って誰にでも声かけていますけど本当は誰が好きなんでしょうね?」
[冬夜] 「そうだな……里美じゃないか?」
[桜子] 「じゃ、深影くんは?」
[冬夜] 「けんかするほど仲がいいっていうし……」
[桜子] 「三角関係……ですか……」
[夏樹] なんか俺はめられてない?(笑)
[GM] じゃ、そこはそんなもんでいいかな?(笑) じゃ、次のグループ。
[ガイ] 「里美、次どこ行く?」
[里美] 「あと行ってないのは?」
[ガイ] 「お化け屋敷と観覧車。どっちにする?」
[里美] 「どっちでもいいわよ。別にお化け恐くないし」
[ガイ] 恐くないの〜?(笑) 「じゃ、観覧車にするか」
[彩花] みんな観覧車ですね。
[GM] お約束だし。では乗ったということで。
[ガイ] 「なんか里美さっきから元気ないね?」
[里美] 「そんなことないわよ。ちょっとジェットコースターに酔っちゃっただけ」
[ガイ] 「ふーん。おれはてっきり夏樹と一緒じゃないからだと思ったよ」
[一同] (笑)
[里美] 「あ、なんなやつ(笑) 逆にいなくなって気が楽ね」
[ガイ] 「あ、そーなんだ!」
[桜子] 言質とったね(笑)
[ガイ] 「里美たちって幼なじみじゃん? だからてっきり付き合ってるのかと思ったよ」
[里美] 「結城君、中学同じだったよね?」
[ガイ] 「うん」
[里美] 「何見てたの?」
[一同] (笑)
[ガイ] 「いや、里美って夏樹といつも一緒にいるからさぁ」
[里美] 「わたし中学の頃も風紀委員やってたじゃない? あいつ校則守んないのよね」
[ガイ] 「そうだよなぁ。それに比べて俺を見てくれよ」(笑)
[一同] (笑)
[里美] 「結城君の行動にもいいたいことはいろいろあるんだけどね(笑)」
[ガイ] 「そんなことはないだろ。俺はいつもやさしいだろ? 特に里美には」(笑)
[里美] 「とかいって、ほんとはお化け屋敷で、彩花に抱き着かれてた方が良かったんじゃない?」
[ガイ] 「そんなことないって! 俺、中学のときからずっと里美のことが……」
[里美] なんか展開早くないか(笑)
[GM] ガコン(笑)
[里美] 「あ、着いたみたい(笑) で、何か言った?」
[ガイ] 「え? あ、いや」
[里美] 「じゃ、いきましょ」
[ガイ] がっかりー(笑)
[一同] (笑)
[GM] じゃ、最後の2人、いきますか。
[彩花] 「夏樹ー」
[夏樹] 「夏樹って呼ぶなっつーの。」
[彩花] 「しょうがないじゃん、こっちのほうが呼びやすいんだもん。で、どこ行こうか? ちなみにお化け屋敷は恐いから嫌」
[夏樹] 「そうすっと観覧車か」
[GM] ほんとに観覧車ばっかだな(笑) では観覧車に乗ると。
[彩花] 【知覚】の〈観察〉でいきます! 二人(里美とガイ)が見えるかどうか……
[GM] 難易度は1。
[彩花] ときめきメーターを使って……、成功!
[GM] じゃ、観覧車から降りる2人が見えるのかな?
[里美] 「結城君そんなにひっぱらないでよー」(笑)
[ガイ] 「里美、はやくこいよ」(笑)
[GM] という二人が見えるらしいけど(笑)
[彩花] (笑) では、「……夏樹って、里美と付き合ってるの?」
[夏樹] 「おいおい、なんでそーなるんだよ」
[彩花] 「いつも一緒にいるな、って思って。幼稚園……その前からずっと一緒にいるんでしょ?」
[夏樹] 「腐れ縁だよ、腐れ縁」
[彩花] 「ほんとに?」
[夏樹] 「ほんとにあいつはいつもいつも、俺をガキ扱いしやがってよ」
[里美] (笑)
[夏樹] 「バイクに乗れば、事故るなとかうるせーし……いったいどこが仲いいんだか」
[彩花] 「そうなんだ……(小声で)よかった」(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「え?」
[彩花] 「じゃ、ほかに今付き合ってる娘とかいないの?」
[夏樹] 「まぁな。最近バイトとかで忙しいからな」
[彩花] 「ふーん」 で、持っていたお菓子をつい落としてしまいます。わざと(笑)
[夏樹] わざと。(笑) それは拾えということですね。
[夏樹] 「なにやってんだよ、まったく」
[彩花] そこで接近して〈誘惑〉(笑)
[一同] (笑)
[GM] それは同時に手を伸ばしてお互いの手が触れ合ってしまうってやつですね(笑)「あっ……」とか言って、みつめあって(笑)
[ガイ] お約束ですね(笑)
[GM] それでは、【心力】の〈意志力〉で抵抗してください。
[彩花] 4!
[夏樹] 4!
[GM] 受動有利で抵抗成功ですね(笑) 視線をそらせたりして気まずい空気が流れたりするんでしょうか(笑)
[夏樹] なるほど(笑)
[彩花] 「さっき、里美とガイ君が見えたけど、里美、顔赤かったね?」(笑)
[夏樹] 「そうか……? ここからじゃよく見えなかったけど」そっけなく。
[彩花] 「ガイ君って手が早いから、今ごろ里美、告白されてたりしたりして」(笑)
[一同] (笑)
[GM] 策士!(笑)
[彩花] 最後に一言、「ね、今度また、二人っきりでどこか行こうよ?」
[夏樹] 「ん……そのうちな……」
[彩花] 「うれし」
[一同] (笑)
[GM] じゃ、そんなこんなで集合時間ということで。
[ガイ] 「おっし、みんな楽しんだか?」
[彩花] 私たち(彩花と夏樹) は多分、さっきと雰囲気が違うんでしょう。
[里美] じゃ、そこに追いうちをかけるように「もう! 結城君はいっつも強引なんだから!」(笑)
[ガイ] 「なんだよ、里美だって結構楽しんでたじゃんかよ」(笑)
[里美] 怪しいせりふ(笑)
[夏樹] あやしー(笑)
[ガイ] 「じゃ、そろそろ帰るか」
[GM] じゃ、設定ロールをした人は振ってください。
(一同ダイスを振っている)
[彩花] 4点ときめいちゃった
[GM] それいいな(笑) 俺も使おう。「みんな、何点ときめいてる?」とか(笑)
[里美] 「俺、ときめきたりねーよ」とか(笑)
[GM] みんな振った? つづきはじめるよ
第4章
[GM] で、まぁ、なんだかんだで次の週の週末あたりまでいきますか。金曜の休み時間あたり。
[彩花] では、「ねぇ、夏樹、この前二人っきりでどっか連れてってくれるって言ってたでしょ? 明日開いてる?」
[夏樹] 「ん、開いてるけど」
[彩花] 「買い物付き合ってくれない? 駅の近くでいいから」
[夏樹] 「別にいいけど」
[彩花] 「じゃ、明日」
[里美] いつもの手を使います(笑) では、彩花がいなくなったら夏樹のところにきて、「ね、深影、この間新しいバッグを欲しがってたよね? 明日あたり買いに行かない?」
[桜子] きたよー(笑)
[夏樹] 「明日? 明日はちょっと吉野と買い物いくって約束しちゃったから……」
[里美] ストレートに返されるとは思わなかった(笑)
[夏樹] そこへガイ登場(笑)
[ガイ] ほんとですか(笑) 「なになに、何の話?」
[夏樹] 「いや、おれが明日予定入ってるから買い物に付き合えないって話」
[ガイ] 「なんだよ、俺に言ってくれよ。里美、俺が付き合うぜ!」
[里美] 「(ぽつりと) 別に私の買い物じゃないんだけどね……」
[ガイ] 「照れるなって(笑) じゃ、明日迎えに行くわ。じゃ」
[里美] 「ちょっと、結城君!」
[ガイ] そのまま行っちゃいます(笑)
[里美] 「……もう! 結城君ってほんとに強引なんだから! ……じゃ、そういう事になっちゃったみたいだから……」
[夏樹] 「……ああ」
[里美] 「……最近、彩花と仲いいんだね」
[夏樹] 「……そうかな?」
[里美] 「それじゃ」
[GM] その頃、冬夜君は何してますか?
[冬夜] じゃ、この一連の流れを見て、桜子のところにいきます。「おい、桜子」
[桜子] 「はい? なんですか?」
[冬夜] 「あの4人、なんかあったのか?」
[桜子] 「さぁ。でも確かになんとなく様子が変っていうのも感じますね。あの時何かあったんですかね?」
[冬夜] 「あの時って?」
[桜子] 「テーマパークに行ったときですよ」
[冬夜] 「確かに……。ガイはいつも通りとして、(一同:(笑)) 彩花もあれ以来夏樹に妙にアプローチかけてるしな」
[桜子] 「なんかギクシャクしてますよね。あ、話は変わるんですけど、明日買い物付き合ってくれません? この子(リブレット) の調子が悪いんで」
[夏樹] 駅前大集合だ(笑)
[冬夜] 「かまわんが……」
[桜子] 「駅前でほとんど済んでしまうんで。明日、迎えに来てもらえます?」
[冬夜] 「分かった」
[GM] じゃ、今日はこの辺でいいかな? では時間を進めるよ。では、次の日の朝です。土曜日は休み(笑)
[夏樹] じゃ、珍しく時間通りに起きます。
[彩花] でもやっぱり遅れてくるんでしょ。
[夏樹] いや、時間通りにいくよ。
[彩花] じゃ、自分よりちょっとあとだね?「あ、夏樹が時間通りくるなんて珍しいね?」
[夏樹] 「そんなことないだろ?」
[彩花] 「私のために起きてくれたんだ」で、夏樹の手を取って、(笑)「どこから見に行こうか? かばんとか?」
[夏樹] 「ま、適当に」
[彩花] 「じゃ、いこう!」
[GM] ふむ。じゃ、この辺で、冬夜君と桜子さんは?
[桜子] じゃ、前の日のうちに準備とかは済ませておいて、「ほんとは、彩花ちゃんか里美ちゃんに付いてきてもらおうと思ってたんですけど、二人とも忙しいみたいですし……。でも、冬夜さんがいてよかったです。あの荷物は一人じゃちょっと……」(笑)
[冬夜] (ボソリと) ぴんぽーん。
[一同] (笑)
[桜子] 「はーい。あ、冬夜さん。おはようございます。じゃ、出かけましょうか」
[冬夜] 「ああ」
[桜子] 「今日はですね、この店と、この店と……(10軒ぐらいつづく)……この店をまわりたいんですけど」
[一同] (笑)
[冬夜] 「い、一個所じゃ終わらないのか?」
[桜子] 「値段とかありますし」
[冬夜] 「……そ、そうか」
[桜子] 「それじゃ、いきましょうか♪」
[GM] では、次いきますか。
[ガイ] ピンポンピンポーン
[夏樹] 二回鳴らしてるぞ(笑)
[桜子] チャレンジャーだ(笑)
[ガイ] 「(大声で) 里美ー♪ 来たよー♪ 早くいこーぜ!」
[里美] 窓から顔を出して「そんな大声出さなくても聞こえるわよ」(笑)
[ガイ] 「なんだよ。じゃ、早く来いよ」
[里美] じゃ、出ていって「で、今日はどこに行くの?」
[ガイ] 「え? 買い物だろ? 駅前じゃないの?」
[里美] 「……そうね。バッグとかみておきたいし。じゃ、いきましょ」
[桜子] 修羅場(笑)
[GM] では、鞄売り場にいそうな4名は、お互いに〈観察〉してもらいますか(笑) 【知覚】で振ってください。難易度1です。
[里美、彩花、夏樹] 成功。
[GM] では、夏樹君と彩花さんは向こうにガイ君と里美さんがいるのに気づく。
[夏樹] ガイの声に気付くんでしょ(笑)
[一同] (笑)
[桜子] 本人だけ気付いてないし(笑)
[彩花] 「夏樹君、あの声って……」
[夏樹] 「……ガイだな。間違いなく」(笑)
[ガイ] 「里美! このかばんなんてどうだ?」
[彩花] 「里美と一緒みたいね」
[夏樹] 「……」ちょっと元気がなくなったり。
[彩花] 「……どうしたの?」
[夏樹] 「……いや、なんでもない。最近寝不足で」と無理矢理笑ってみたり。
[彩花] 「ふーん。……ほんとだ、クマできてるもんね」と顔を覗き込んでみたり(笑)
[GM] 布石だ(笑) 里美さんは?
[里美] じゃぁね、彼(ガイ) から薦められたかばんを見て、「そうね、これなんて好みそうね……」とか言って、彼(夏樹) のかばんの下見をしているわけですよ。で、かばんを手に取ったときにあの二人が目に入ってきて(一同:(笑))「……かばんはもういいわ。何かほかのものを見にいきましょ」
[一同] (爆笑)
[ガイ] 「そうだな、ほかのも見に行くか」
[桜子] はーい、GM! たまたま同じフロアに居たことにしていいですか?(笑)
[GM] OKです(笑)
[桜子] で、里美さんとガイ君のこと見つけたいんですけど……
[GM] 見つけました(笑)
[桜子] らっきー☆ 「キャリングケースもほしいんですよね。あ、こっちがかばん売り場みたいですね」
[冬夜] 「桜子」
[桜子] 「はい?」
[冬夜] 「あそこにいる4人……」
[夏樹] 4人ですか(笑)
[桜子] 「あ……な、なんか、面白い取り合わせですね」(笑)
[冬夜] 「……ど、どうする?」
[桜子] 「……キャリングケースはまた今度でいいです」こわいし(笑)
[GM] (笑) じゃ、そんなこんなでそれぞれの買い物も終わりました。で、それぞれディナーも楽しんだところです。
[ガイ] 「里美、今日はどうだった?」
[里美] 「うん……」
[ガイ] 「なんか元気ないな?」
[里美] 「え? あ、たのしかったよ」
[ガイ] 「そうか、楽しかったか!」
[里美] 「……」
[ガイ] 「あのさ、里美」
[里美] 「……」
[ガイ] 「先週言いそびれちゃったんだけどさ……、おれ、お前のこと……ずっと前から……好きだったんだ……」
[里美] 「……うん」上の空で答えちゃいますけど(笑)
[ガイ] 「ほんとか!(喜) これで二人は恋人同士なんだな! じゃ、俺のこと『ガイ君』って呼んでくれよ(笑)」
[一同] (笑)
[ガイ] 「よーし、明日からがんばるぞー!」
[一同] (笑)
[GM] 明日は休みだけどな(笑) じゃ、次は冬夜君と桜子さんいきますか。
[桜子] じゃ、行き付けのラーメン屋で。
[冬夜] 「よもや、こんな時間まで付き合わされるとは」(笑)
[ガイ] 桜子って一体……
[桜子] 「おかげさまでパーツ全部揃いました♪」
[冬夜] 「……そうか」
[桜子] 「でも気になるのは、あの4人ですね……。冬夜さんはどう思います?」
[冬夜] 「なるようになるだろ」
[桜子] 「そうですね……。ま、今日は付き合ってくれてありがとうございました。ここのキムチラーメン、おいしいから、遠慮しないで食べてくださいね☆」
[冬夜] 「……あの、辛いものは好きなんだが……、これ、ラーメンよりキムチの方が多いぞ……」
[一同] (笑)
[桜子] 「それじゃ、これから冬夜さんが食べるのは、『ラーメンキムチ』ですね☆ 私はこの味噌ラーメンを……」
[冬夜] 「ちょっとまてーーーー!!(笑)」
[GM] では、最後の2人、いきますか。
[彩花] じゃ、食事が終わって外を歩いてます。「ちょっと、電話してくるね」と言って、電話するふりだけして帰ってきます。で、「夏樹君、今夜あいてる?」
[夏樹] 「開いてるけど……」
[彩花] 「私と付き合って……くれないかな……?」
[一同] 意味深!(笑)
[夏樹] それはどっちの意味かな(笑)
[彩花] あ、交際のほうです(笑)
[夏樹] 「……」
[彩花] 「……」
[夏樹] 「……ちょっと、考えさせてくれ……」
[彩花] 「……」
[夏樹] 「……」
[彩花] 「『ちょっと、考えさせてくれ』……か。里美のことが気になるんでしょ」
[夏樹] 「……なんでそうなるんだよ」突然不機嫌になったり。
[彩花] 「……やっぱり」 「でも、ねらった獲物は逃がさないんだから」とはいいませんけどね(笑)
[桜子] ぐっと心に誓って。
[GM] じゃ、そんな感じですかね。では、ロールプレイをした人は申告してください。
第5章
[里美] はーい! 〈ガイへの興味〉とりまーす!
[ガイ] やった!(笑)
[桜子] でも、〈興味〉だよ?
[GM] ってゆーか、〈夏樹へのあてつけ〉じゃないの?
[里美] やっぱとりませーん(笑)
[ガイ] ひゅるりら〜。
[彩花] 〈里美とのジレンマ〉をとります。一応友達なんで。
[GM] 彩花ってマラソン大会とかで「一緒に走ろう!」って言っておいて先に行っちゃうタイプだよね(笑) じゃ、みんな振りおわった? じゃ、週もあけて月曜日です。
[ガイ] タッタッタッ…… 「おはよー! みんな!」
[桜子] 「おはよーございます」
[里美] 「おはよう結城君」
[ガイ] 「チッチッッチッ! ノンノンガール! 『ガ・イ・く・ん(ハート)』リピートアフター ミー!」(笑)
[一同] (爆笑)
[里美] 「……どうしたの? 結城君、ちょっと変よ?」
[ガイ] 「あ、もしかして照れてるの? ま、じきに慣れるよ。じゃ、また後でね」
[冬夜] 「そういえば夏樹がまだ来てないな」
[ガイ] 「そうだね。夏樹のことだから、まだ寝てるんじゃないの? しょうがない奴だなー、ハッハッハッハッ」(笑)
[GM] 朝からテンション高い(笑)
[一同] (笑)
[桜子] 私は土曜日に買ったパーツをすでに組み込んだやつを持ってきていて、「冬夜さん、おはようございます。おかげでこの子の調子もだいぶよくなりました」
[冬夜] 「ほう、そいつはよかったな」
[桜子] 「また何かあったら買い物付き合ってくださいね」
[冬夜] 「ああ」
[桜子] 「ありがとうございました」
[冬夜] 「ところで里美」
[里美] 「何?」
[冬夜] 「夏樹は今日どうしたんだ?」
[里美] 「どうせ寝てるんじゃない? あいつのことだから」
[桜子] 「起こしてあげなかったんですか?」
[里美] 「……知らないわよ、あんなやつ」
[ガイ] こっちは早弁してまーす(笑)
[一同] はえー!(笑)
[里美] まだ授業も始まってないのに(笑)
[夏樹] 陸上部?(笑)
[桜子] あー! たまごやき! あー! ソーセージ!!(笑)
[GM] だれがみゃーこちゃんやねん(笑)(←With You)
[夏樹] 俺は昼過ぎに来ます。
[GM] わかった。じゃ、朝はこれぐらいにして、昼休みです。キーンコーンカーンコーン。
[ガイ] 「さっとみー! 中庭でいっしょに飯たべようぜー!!」
[里美] まだ(夏樹は) 来てないんだよね? じゃ、彼の机をちらっと確認して、「……うん、……別にいいわよ」
[ガイ] 「よっし、じゃ、早く行こうぜ!」で、速攻で中庭へ。
[夏樹] じゃ、彼らがいなくなった後に来て、がらがら……「おはよー」
[桜子] 「おはよーございます」
[冬夜] 「おそかったな」
[夏樹] 「ここんとこ眠れなくてな」
[彩花] だめかも(笑)
[里美] がんば(笑)
[夏樹] 「ところで冬夜、飯食ったか?」
[冬夜] 「いや、まだだが」
[夏樹] 「じゃ、一緒に購買部に行かねーか?」
[冬夜] 「そうだな」
[GM] じゃ、2人は購買部に向かう途中でちょっとまっててね。彩花さんと桜子さんはどうします?
[彩花] じゃ、桜子のところにきて、「ねぇ、里美とガイ君って、付き合ってるのかな?」
[桜子] モバイルいじっている手を止めて、「……そうですね、そう見えないこともないですよね……」
[彩花] 「あのね、私、土曜日に夏樹に告白しちゃったんだ……」
[桜子] 「……」
[彩花] 「そしたら、『考えさせてくれ』って……」
[桜子] 「そうですか……」と、中庭を見下ろして
[GM] では、夏樹君たちに戻しますか。さて、この高校はですね、購買部に行く途中に渡り廊下があってですね、中庭の前を通らないといけないんですよ(笑)
[一同] (笑)
[里美] そうすると多く作りすぎちゃった弁当を彼(ガイ) が食べてるわけだよ(笑)
[夏樹] 「あれ? あそこの二人……」
[冬夜] なんて間が悪い、と内心思いながら。
[ガイ] 「里美の弁当うまいよ! やっぱ里美の料理は最高だな!」(笑)
[一同] (笑)
[里美] そんな彼(ガイ) を見て『里美は料理だけはうまいよな』って言っている夏樹の姿が浮かんできたりして(笑)
[夏樹] 「……わりぃ、冬夜。独りで行ってくれ。飯はいいや」
[一同] おおおお!!
[夏樹] で、屋上に向かいます。
[里美] で、靴をそろえて……(笑)
[一同] (笑)
[彩花] はーい、教室の前を通る夏樹の姿を見て、「あれ? 夏樹って、冬夜君といっしょに購買部いったんだよね? どうしたのかな? ちょっと見てくるね?」
[桜子] 「いってらっしゃい」
[GM] では、屋上です。
[彩花] 「夏樹……お昼ご飯はどうしたの?」
[夏樹] 「ああ、ちょっと気分が悪くてな……」
[彩花] 「……私のお弁当、まだ少し残ってるけど、良かったら食べない?」
[夏樹] 「……ああ、そうだな」
[彩花] ちょっと明るくなって、「じゃ、とってくるね」
[夏樹] 彩花が弁当を取りに行っている間、中庭を見下ろしてます(笑)
[彩花] じゃ、とってくる間に私も中庭を見下ろします。でも気付かないふり(笑)「おまたせ」で、一緒に食べながら「……ねぇ、あのこと、考えてくれた?」
[夏樹] 「……ああ、付き合って、みるか?」
……あれ? 俺、間違ってます?
[GM] いや、あってると思うよ。ただ、妙にあっさりしてるな、と思って(笑)
[彩花] 「え……? じゃ、いいの?」
[夏樹] 「……ああ」
[GM] キーンコーンカーンコーン(笑)
[彩花] 「……昼休み、おわっちゃったね」
[夏樹] 「教室に戻るか……」
(一方その頃、学食では)
ジュースを買いに来た桜子が天そばを食べている冬夜を発見!
[桜子] 「あ、冬夜さん。そばにはとーがらしがよくあうんですよ!」
[冬夜] 「……って、つゆがもう見えないんだけど」
[桜子] 「これぐらいのほうがおいしーんですって!」
……と、味音痴ぶりを炸裂させていた。 合掌……
第6章
[GM] では、数日後の休日です。で、ガイ君はきっと毎週のようにデートに誘うんでしょう! きっと!!(笑)
[一同] (笑)
[GM] で、今日のデートも終わりです。
[ガイ] おわりですかー!!(笑)
[GM] 同じ事2度もやることないでしょ(笑)
[ガイ] それもそうですね(笑) じゃ、帰りということで、里美の前を歩いてます。で、突然振り向いて「里美!」と肩をつかみます! で、顔を近づけます!
[里美] いきなりそこまでするの?
[GM] 展開がはえーな
[ガイ] そして「フッ……」と後ろを振り向きます。
[里美] なぜ!(笑)
[一同] (笑)
[ガイ] で、里美に背を向けながら「……里美、……お前ほんとは、夏樹のことが好きなんだろう?」
[一同] (爆笑)
[夏樹] 盛り上がってきたー!!(笑)
[ガイ] 「いいんだよ、隠さなくったって……。俺にはわかったんだ。……ただ、少しだけ、夢を見たかったのさ……」
[一同] (爆笑)
[ガイ] 「俺に気を使わないで、あいつのところに行ってやれよ。だいじょうぶだ、あいつだって、お前のこと……」
[里美] 「……そんなことないわよ」
[ガイ] 「お前は昔からそうやって、自分の気持ちを押し隠してきただけだ!」
[里美] 「私といたって、退屈なだけよ。……結城君も私と付き合って分かったでしょ?」
[ガイ] 「ばかやろう!!」
[一同] (笑)
[ガイ] 「お前がそんな態度だから! あいつも自分の気持ちに気付かないんだ! もっと素直になれ!!」
[里美] 「……」
[ガイ] 「最後に一言だけ、言わせてくれ。おれは、おまえがすきだった」 ダッダッダッダッダッ!
[里美] 「……結城……君……」 そうつぶやいて、フェードアウト。
[GM] じゃ、もう一組の方もやりますか。
[彩花] 今日こそモノにしようと本気です。ホテルに連れ込む気ですから(笑)
[夏樹] ここが山ですね。
[里美] ホテルに入っても何もしなけりゃOK(笑)
[一同] (笑)
[彩花] では「ちょっと、酔っちゃったみたい」
[GM] 酒飲むなよ(笑)(お酒は二十歳になってから!)
[彩花] ここでときめきメーター全部使います! もうNPC化してもOKですよ!(笑) 胸元をちらつかせたりして、〈誘惑〉! 技能を上級にあげて、ダイスをプラス15……
[GM] 15!?
[彩花] あ、でもこの人は一人の男にそこまで入れ込まないかも。少しダイスの数を減らして……
[夏樹] こっちもフルで使わないと(笑)
[彩花] 6!
[夏樹] 9!
[桜子] あぶなー(笑)
[GM] 勝った!!(笑)
[桜子] こう、里美の記憶が次々とよみがえっていくですよ(笑)
[里美] 前世の記憶とか(笑)
[GM] メガテンじゃないって(笑)
[彩花] 「……ねぇ、行こう?」
[夏樹] 「……ごめん、やっぱ、帰るわ」
[彩花] 「あ……」 じゃ、ここで、「夏樹への興味」は昇華します。また次の男を探すかって感じで。
[GM] 了解。
[ガイ] いいですか? 夏樹に電話かけます。トゥルルルルル……。
[夏樹] 直通ですか?
[GM] 当然です(笑)
[夏樹] 「はい、深影だけど」
[ガイ] 「夏樹? 悪いんだけどちょっと出てきてくんない?」
[夏樹] 「なんだよ、こんな時間に……」
[ガイ] 「そういわずにさ。じゃ、近くの公園で待ってるから。じゃ」ガチャッ! ツーッツーッツー……
[夏樹] じゃ、とりあえずめんどくさがりながらもいきます。
[ガイ] そうすると、背中を向けながらまってます。
[一同] かっこいい!(笑)
[ガイ] で、振り向かずに「来たか」
[夏樹] 「こんな時間に何のようだ?」
[ガイ] 「何のようか、だと?……まぁ、聞け。お前、里美のこと、ほんとはどう思ってんだ?」
[夏樹] 「……どういうことだよ。大体お前、里美と付き合ってたんじゃなかったのかよ?」
[ガイ] 「確かにな……。だが、彼女の心の中には、おれはいなかったんだよ。彼女の心の中にはなぁ、お前しか居ないんだ!!」
[夏樹] 「……俺みたいな奴のこと、あいつがそんな風に思ってるわけないだろ」
[ガイ] くるっと振り返って、「ばか野郎!」バキッ!(←殴ったらしい)「お前がそんな気持ちでどうするんだ! 彼女の気持ちを受け止めてやれるのはお前だけなんだぞ! お前に気付いてほしかったのに、お前がそんなんでどうする!」
[夏樹] ……どうするんだろ?(笑)
[一同] (笑)
[ガイ] 「お前だって気付いているはずだ! 彼女の気持ちに! 自分の気持ちに! もっと素直になれ!」
[夏樹] 何言ってももう一発殴られそう(笑)
[桜子] 人生の縮図(笑)
[一同] (笑)
[夏樹] 「……さっきから聞いてりゃ言いたい放題いいやがって!」ドカッ(←殴りかえしたらしい)
[ガイ] 「……貴様の中途半端な気持ちのパンチなんてなぁ……、きかねぇんだよ……。パンチっていうのはなぁ、こうするんだよ!!」ベキッ(←さらに殴りかえした)
[一同] おおおおお!!(爆笑&拍手)
[ガイ] 「どうだ……、これが気持ちの入ったパンチだ! お前も男なら、撃ってこい!」
[夏樹] あつい!(笑)
[桜子] 何か違う(笑)
[里美] フェローの解説入れる?(笑)
[GM] パ、パンチが見えん! とか(笑) まぁ、それはいいとして。
[夏樹] 「うるせぇ! 俺は昔から里美のことは分かってるんだよ!」ドカッ
[ガイ] で、3分ぐらい殴り合って(一同:(笑))「グフッ! 今のはきいたぜ……!」くるっとまた振り向いて「その気持ちを、里美にぶつけるんだ……」
[夏樹] 「ガイ……」
[ガイ] 「分かったら早く行け! 今すぐにだ!」
[一同] (笑)
[夏樹] 「ガイ……ありがとな……」と一言言って去っていきます。
[ガイ] じゃ、いなくなった後で「俺も甘かったかな」とつぶやきます。
[GM] OKです!
第7章
[GM] クライマックスです。里美さんの家の前です。
[夏樹] ぴんぽーん。
[GM] ぴんぽん、なってるよ?
[里美] 「はい、どちら様ですか?」
[夏樹] 「……里美か? 深影だけど」
[里美] 「深影……? 何か用?」
[夏樹] 「……ちょっと……出てこれるか?」
[里美] 「うん……。お母さん、ちょっと出てくる」
[GM(里美ママ)] 「こんな時間に? すぐ帰ってくるのよ?」
[夏樹] 公園にはもうガイはいないんでしょ?
[ガイ] 嵐の中を去っていきますから(笑)
[里美] 取り合えずコートを羽織って出て行きます。
[桜子] 5月ですよ、5月。
[里美] 5月でも夜はちょっと肌寒いから。がちゃ、「……こんな時間に何の用?」
[夏樹] 「ちょっと、そこの公園までいいか?」
[里美] 「……いいけど」
[夏樹] 無言のまま歩いて公園へ。
[里美] では、その後を無言で着いていきます。
[GM] では、夜の公園です。ひとけはない……ようにみえる(笑)
[一同] (笑)
[里美] 「……」
[夏樹] 「……」
[里美] 「……ねぇ、話があるのなら、早くしてよ」
[夏樹] 「……」
[里美] 「……」
[夏樹] 「里美、今までさ……」(笑)
[一同] (笑)
[GM] 男なら!(笑)
[夏樹] 「里美……、今まで、無茶やってきて……、お前に色々言われて……、正直、うっとうしく思ったこともあった……。だけど……」
[里美] 「……」
[夏樹] 「だけどやっぱりそれがあったから……、今、こうして、お前とこんな風に、付き合えてるんだって……そう、思うんだ」
[里美] 「……」
[夏樹] 「里美……おれ、お前のことが・・・好きだ……」
[里美] 「……!!」
[夏樹] 「……」
[里美] 「……本当?」
[夏樹] 「……こんな時に嘘ついてどうするんだよ!」
[里美] 「じゃ、彩花とは……」
[夏樹] 「……何もなかったよ」
[里美] 「……」
[夏樹] 「この間から、お前が、ガイと仲良かったから……ちょっと、ブルーになってただけだよ……」
[里美] 「……」
[夏樹] 「……」
[里美] 「私も……、深影のこと……好きだったよ……」
[夏樹] 「……」
[里美] 「でも……、でも深影は……、私の気持ちに、気付いてくれなくて……」
[夏樹] 「……」
[里美] 「……」
[夏樹] 「ごめんな……」
[里美] 「……うん」
[夏樹] 「……」
[里美] 「……ねぇ、覚えてる? あの時の約束……」
[一同] でた!(笑)
[里美] 何かは知らないけど(笑)
[夏樹] そこで俺に振るか(笑)
[ガイ] 『あの時の約束』だよ! 覚えてないのか!?(笑)
[桜子] フラッシュバック
[ガイ] もちろん子どもの頃でしょ。
[夏樹] ここにきて幼なじみという設定がやっと生きてくると。
[冬夜] 無邪気に交わした約束ってわけですよ。
[夏樹] 「……」
[里美→子ども里美] じゃ、子ども里美になって、「ねぇ、夏樹ちゃん。夏樹ちゃんは、大きくなったら何になるの?」
[夏樹→子ども夏樹] 「うーんとね、ギャンブラー」
[一同] (笑)
[里美(子ども里美)] 「じゃ、わたしはギャンブラーのお嫁さんになる!」 そういう記憶がフラッシュバックするわけ。
[夏樹] そして現代ですか? 「……ああ、覚えてるよ」
[里美] 「悪いけど、私、あの時の約束、守る気ないわ」
[一同] えー!!(驚)
[里美] 「私の結婚相手は、もっと誠実で、まじめな人じゃないとね」 そういって笑いかけます
[一同] (笑)
[夏樹] 「……かもな」そう言って、笑いかえします。
[GM] じゃ、こんなもんでいいですか?
第8章
[GM] では、エピローグ。時期は飛んで、期末テストも終わって後は夏休みを待つだけ、といった季節になりました。窓の外ではセミが鳴いています。あ、ガイ君は今、教室にいないんで。
[ガイ] ? いないんですか?
[GM] うん。
[桜子] 「暑いですね」
[冬夜] 「ああ」
[彩花] 「でも、桜子は部室にクーラーがあるからいいじゃない」
[里美] 「早いね、もう夏休みだよ?」
[夏樹] 「今年も、暑くなりそうだな……」
[GM] では、ガイ君。君はあるモノをもらった。プールのチケット6枚!
[一同] (爆笑)
[ガイ] なんで俺のところにはいつも6枚? 巨大な意志を感じる(笑) タッタッタッタッタッタッ……「みんなー、集まれーー!!」
[GM] ……というところで、終了です。お疲れ様でした。
[一同] お疲れ様でしたー!!