金剛姫    【背景】  【解説】  【前頁へ戻る】

私は一体、何者なのだろう。
私は一体、何の為にあるのだろう……


金剛姫 KONGOH-KI
能力値
【体力】6(9) 活力12 65/108(+3)
【敏捷】7(10) 霊力24 宿業30/60
【知覚】6(9)
負傷
ゲージ
軽傷重傷致命死亡
【知力】
【心力】
【共感】
◆基本技能
 中:〈芸事〉〈白兵戦闘〉
 初:〈話術〉
◆選択技能(一般・専門、問わず)
 《中級》×1
 《初級》×2
◆因縁
 〈その他:私は人間(中級)〉
 〈感情:戦う事への恐れ(中級)〉
◆所持品
 身の回りの小物、旅装束、楽器、小判数枚。
◆武装
 短刀 +2 − − −
◆メモ
→「金剛姫」は“胡蝶の夢”を使う事が出来る。
→「金剛姫」が“高速機動”を行っている間、毎ラウンドの始めに[15−【体力】]点のダメージを受ける。
(これは、金剛姫の身体が“高速機動”に対して完全に適応していないためです)
 使用回数・持続時間については「金剛機」のものに準拠する。

【背景】

 男には、好いた娘がいた。
 だが、彼女は無惨な死を迎えた。最も親しかった者に、裏切られたのだ。
 彼女には、誰も守ってくれる者がいなかった。
 彼女には、自分を守れるだけの力がなかった。

 男はいつしか、天才と呼ばれる陰陽鍛冶になっていた。
 彼はある日、最高の材料と工具を揃え、自分の工房に閉じこもった。
 「彼女を甦らせる」とだけ言って。

 その『作品』の行方は、今となってはようとして知れない。
 だが、君はそれがどこにあるかを知っている。
 君自身が、それなのだから。
 最後に作られた、傑作なのだから。


【解説】

金剛機の制作技術と傀儡術を応用して作られた「金剛機」の亜種です。レアリティは「ガンスリンガー」や「鬼呼び」級です(笑)
 “傀儡”以上に傀儡の悲しみを背負っているので、(戦闘用も含めて)普通の「傀儡」に飽きた人などどうでしょう(笑)
外見は在りし日のその人そのままです(作成者の視点があるので、美化されている可能性はありますが)。
 見ただけでは決して“金剛機”だとは分かりません。
 彼女(もしくは、彼)は自分が異質の存在であることを知っています。自分の身に備わった力も全て知っています。
 そして、彼女は自分が何者であったのか知りません。ですが、それは夢として、既視感として、或いはあるはずのない記憶として彼女の前に現れます。要は「金剛機」と同じです(笑)
 ロールプレイの指針としては、『ただの人間でいたい』小娘でいて下さい。けれど、いつかは……己の嫌っている力を振るわなければならないの時がやってきます。


【推奨イメージ】


【非推奨選択技能】

 さすがに〈早業〉は格好悪いと思います(笑)
 他は特にありませんが、もちろん〈忍術〉はとれませんよ。〈蟲術〉も知識のみです。


【他のアーキタイプとの関わり】

 性格にもよりますが、基本的に「サムライ」などとの相性は基本的にそれほど悪くはありません。
 『傀儡系』とはやはり相性が悪いかと思われます。


【参考】

 ガリィ(『銃夢』)、キディ=フェニル(『サイレントメビウス』)など
 SFのサイバーヒロインはだいたい参考になると思います(笑)


【補足】

 作成ルールは、元人間の金剛機350点で作成。
 『金剛機・ヨロイ作成ルール』より“二足二腕”の能力値修正。
 肉体能力値の総計は考えていない。


【管理者からのコメント】

 なんだか懐かしいです。
 意味が分からない方は、TRPG.NETにある天羅雑談所の掲示板の過去ログや、#9の天羅BBSの過去ログを見ましょう(笑)

 あと、〈法術〉がGM的に怖いです(笑)


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