花火    【背景】  【解説】  【前頁へ戻る】

もう長くないことはわかっている。
だったら、せめて花火のように……


花火 HANA-BI
能力値
【体力】 活力 79/108
【敏捷】 霊力26 宿業40/70
【知覚】
負傷
ゲージ
軽傷重傷致命死亡
【知力】
【心力】
【共感】
◆基本技能
 上:〈《部活系》、生徒会のどちらか〉
 中:〈意志力〉〈話術〉
 初:〈医療知識〉
◆選択技能(一般・専門、問わず)
 《中級》×2
 《初級》×3
◆因縁
 〈目的:生きた証を残す(上級)〉
 〈感情:“死”への恐怖(初級)〉
◆所持品
 薬。死に至る病。覚悟。高校生らしい持ち物。
 みんなからの信頼。厄介なファンクラブ。
◆武装
 強靱な意志。

【背景】

 よくわかっている。自分の体のことだ。
 よくわかっている。先が無いことを。

 安静にしていればもう少し生きることができる。と医者は言う。
 薬漬けになって、ベッドにつながれ、動くこともできない。
 そんなのはまっぴらだ。
 生きているなら。生きて、動いていられるうちは、精一杯“生きたい”。

 どうせ散るなら、花火のように。

 そう思って好きに生きた高校生活も、あと一年。
 二年保った。

 そしてまた、一日が始まる。
 大好きで、大切な、二十四時間が。


【解説】

 どういう病気かは特に決めていません。病気を治すために戦うアーキでもありませんしね。
 シナリオには、PCの先輩として関わるのがいいでしょう。きっと現役の時は【体力】も【敏捷】ももっと高かったはずですから、運動系でも問題ありません。
 “生を延ばす”ことよりも“精一杯生きる”ことを選んだアーキタイプです。理由はなんでしょう? 部活などの後輩のことかもしれませんね。
 『なぜ、この道を選んだのか?』という理由、きっかけを考えてみましょう。

 そして“イイ先輩”を力強く、儚げに演じてください。きっと“別れの時”には格好良くキメられるでしょう。

 ちなみに、病のコトは他のPCは知らないコトにしておきましょう。
 誰か偶然に、発作起こすような場面にぶち当たった方が……イイでしょ?(笑)

 なおこのアーキタイプは、現実にこのような境遇にある人を中傷・貶めるつもりで作ったものではありません。実際にこの文書を見て、お気に触る点がございましたらお知らせください。できる限り早く、削除いたします。


【推奨イメージ】


【推奨選択技能】

 まー、〈勉強〉とか。〈話術〉もあった方がいいか。〈雑学〉〈事情通〉も、あれば役に立つ?


【他のアーキタイプとの関わり】

from《部活系》or〈生徒会〉等をもったアーキタイプ→立派な先輩
from「病弱」→強い人


【参考】

 ディアス=ラグ(『SHADOWSKILL』)
 顕上真幸(『ッポイ!』)?


【変更点】


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