道化    【背景】  【解説】   【前頁へ戻る】

他人を笑わせるため少年は道化師の仮面をつける。
その仮面の下に涙を隠して。

道化 Fool
能力値
【体力】 活力 失恋ポイント 71/108
【敏捷】 霊力 22 設定リミット 30/60
【知覚】
負傷
ゲージ
軽傷 重傷 致命 死亡
【知力】
【心力】
【共感】
◆技能
 <耐性> 中級
 <意志力> 上級
 <雑学> 中級
 <演技> 中級
選択技能
<中級技能1つ>(汎用・専門、問わず)
<初級技能4つ>(汎用・専門、問わず)
◆設定
 目的:他人を笑わせる(中級)
 性格:どんなときでもヘラヘラ笑える(中級)
◆所持品
 はりついた笑顔
◆武装
 特になし
【背景】

 授業中当てられ、思いきり変な解答をする。
 みんなが僕を馬鹿にして笑う。
 僕もヘラヘラ笑う。

 体育で跳び箱を思いきり失敗をする。
 みんなが僕を馬鹿にして笑う。
 僕もヘラヘラ笑う。

 グループ活動でミスをしてしまった。
 僕はヘラヘラしながらも、地面に頭をこすりつけて謝る。
 大抵は拳骨一発で許してもらえる

 以前はいじめの的だったけど、最近はいじめられることも少ない。
 僕が何をされてもヘラヘラ笑うだけで、手応えがないから。

 みんなこの笑顔のおかげだ。

 「……それでいいのかよ?」

 いいんだ。おかげで、こんな僕でもみんなと仲良くやっていけるんだから。

 「……本当にそう思ってるのか?」

 本当、心から、そう、思ってる。…………はずなのに。

 ……なんで鏡に移る僕の笑顔は、こんなに悲しそうに見えるんだろう?


【解説】

 自分を笑いものにすることで人と仲良くしようとする道化役です。

 「さわやかさん」の成り損ない、もしくは開き直った「弱虫」とも言えます。

 「弱虫」とは「コンプレックス」以上にカブりますし、「さわやかさん」には見せ場を持っていかれる可能性が高いので、これらのアーキとの併用は避けた方が良いでしょう。
 逆に「コンプレックス」とはあまり見せ場を喰い合うことはあまりないかもしれません。なぜならこのアーキタイプの見せ場は成功よりむしろ失敗にあるからです。

 基本的には『いいひと』で終る脇役タイプです(爆)
 ラブ米で活躍するには、『自分がいかに傷ついていようと誰に対してでも笑いかけられる』という長所を活かしつつ、仮面の下の涙をさりげなく見せる演出能力が必要でしょう。


【推奨イメージ】
 ボケボケした顔。糸目。
 背は低めか、逆に高過ぎるくらい(ウドの大木)
【推奨選択技能】
 他人を楽しませる役に立つ技能として〈話術〉
 失敗したとき笑われるための技能として〈芸事(道化か漫才)〉

【他のアーキタイプとの関わり】

from「委員長」「幼なじみ」「やる気なしのおせっかい」→ほおっておけない

from「一匹狼」「優等生」→プライドのないダメ人間

to「一匹狼」「病弱」→笑わせてあげたい


【参考】
無名な脇役に多い(爆)
主役級でちょっとだけ近いのが、ヴァレリーこと「公正」アル=アーディル(ジハード)

【管理者からのコメント】

 うい。tomyさんからの投稿アーキ、「道化」です。
 いいっす! 痛くて(笑)

 やはり色恋沙汰の勝負になったら『僕は悪役に徹することにするよ』と(笑) いやぁ、じつは『いつでもお天気気分』の一巻にこーゆーきゃら、出て来るんですよねぇ。ゲストキャラだけど(^^;
 格好良く負けて、二度目で勝利をおさめたくなるアーキでしゅ。


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