不具都    【背景】  【解説】  【前頁へ戻る】

母と父のことは決して忘れない。忘れられない。
この身体がある限り。この身体である限り。

不具都 FUGU-TU
能力値
【体力】活力1062/108
【敏捷】霊力18宿業30/60
【知覚】
負傷
ゲージ
軽傷重傷致命死亡
【知力】
【心力】
【共感】
◆技能
 <白兵戦闘> 上級
 <射撃戦闘> 初級
 <隠身> 中級
 <早業> 初級
 <意志力> 初級
 <事情通> 中級
選択技能
 <中級技能> 1つ(汎用・専門問わず)
 <初級技能> 2つ(汎用・専門問わず)
◆因縁
 感情:自分の身体への劣等感(中級)
 不幸:肉親の死(中級)
◆所持品
 旅装束 合羽 笠 わらじ 百文の小銭 予備の《珠》15個
 身体の半分は傀儡の身体
◆武装
名称武器修正射率射程装填数
父の形見+3なし12(装填済み)
長楊枝+15mくわえている

【背景】
 逃げ出した傀儡は若者と結ばれ、幸せに暮らし、子を授かった。
 君は健やかに育っていった。
 そんなある日、平和は崩れた。母親の「とうさま」が、やってきたのだ。
 その「とうさま」は、母の耳元で何かを囁いた。
 母は木の人形となり、倒れた。
 急に身体が動きずらくなった。まるで他人の身体のようだ。
 「とうさま」がこっちを向いた。酷薄な笑みを浮かべ、こう言った。

“傀儡が子を産むとはね。だがそれも幻影か。研究の余地はありそうだな”

 君の身体のあちこちが、木の人形と(あたかも目の前に転がった「母だったモノ」のように)化して いることに気付いた。
 君が呆然としてるうちに、「とうさま」は、いなくなっていた。
 父が自殺したのはその日から三日後だった。
 一月たって、君はその村を出た。

それから何年たったのだろう。この身体にもなれた。剣の腕も上がった。裏社会へコネもできた。
 でも、あのときのことは忘れられない。この身体がある限り。



【解説】
 傀儡の子です。でも傀儡でもありません。人でもありません。今では旅から旅への流れ者です。
他人に自分の身体の事を知られたくないために、人と交わりたくありません。
 ですが、気になってしまいます。泣いている老婆、追いかけられている子供、倒れている娘。

何をすべきでしょう?

 プレイの方針としては、他のキャラとの間で「何をしたいのか」「これからどうするのか」を決めること
でしょう。その中で君をわかってくれる人が出てくるといいですね。

だけどさぁ〜、無理のある設定だよね。

【推奨イメージ】
 年齢:18〜25(青年)
 木製の部分は、隠しても隠さなくても自由。
 発育不良な身体、ってのも良いね。

【推奨選択技能】


【他のアーキタイプとの関わり】
to 傀儡系 :母に似た匂い。
to オニ系 :「自分だって、化け物さ」
from 陰陽師 :研究材料
from 少年 :強さへのあこがれ

【参考】
 黒鉄(くろがね)?

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